インビザラインGOはマウスピース矯正の一種です。最新の治療方法ですが、費用は一体いくらかかるのでしょうか？歯列矯正と言うと、高額な治療費がかかるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
インビザラインGOは従来の歯列矯正よりも低価格で行える方法です。今回は、インビザラインGOの費用について、詳しく紹介いたします。
インビザラインGOにかかる費用は30万～50万円程度
インビザラインGOにかかる費用は、一般的に30万から50万円程度だと言われています。
歯列矯正は自由診療の治療になるため、クリニックごとに自由に料金を設定できます。そのため、内容は同じでも金額に差があることも珍しくありません。
ちなみに椿クリニックでは、上下どちらかのみを矯正する片顎矯正で316,800円、上下ともに矯正する両顎矯正で327,800円となっています。
高額なインビザラインとの違い
インビザラインのマウスピース矯正プランには、100万円ほどかかるようなものもあります。インビザラインとインビザラインGOでは何が違うのでしょうか？
答えは簡単で、対象となる範囲が異なります。インビザラインGOは前歯矯正なので、奥歯は動かしません。
通常のインビザラインは奥歯も含め、全ての歯を対象にしています。前歯に比べて奥歯は動きにくいため、治療期間も長くなりやすいですし、その分使用するアライナー（マウスピース）の枚数も多くなります。
このような違いがあるため、インビザラインGOは比較的安価で歯列矯正ができるのです。なお、前歯矯正と言っても、前歯の数本だけを矯正するというわけではありません。
インビザラインGOでも、対象となる歯の本数は両顎の場合で最大20本。大半の歯を矯正することができるんですよ。
もっと安い費用で矯正するには？
インビザラインGOでは、30万円から50万円程度の比較的安価な金額で、歯列矯正ができます。では、これよりさらに安い費用で調整する方法はないのでしょうか
実は、前歯矯正だけであれば、従来のワイヤー矯正による「部分矯正」という選択肢もあります。部分調整は片顎6本で15万円程度から可能です。両顎合計12本であれば30万円といったイメージです。
クリニックによっては1本あたりの料金が設定されており、2～3本から矯正することも可能です。ただし、部分的な矯正をすると言ってもはじめの検査で数万円かかりますし、クリニックによっては毎回の調整料などもかかります。
総額ではそれなりの金額になることも想定しておいたほうが良いでしょう。また、ワイヤー矯正の場合は、ワイヤーのついた器具をつけっぱなしにする必要があるため、どうしても見た目の問題もあります。
かと言って裏側からワイヤーを取り付ける裏側矯正だと、結局はインビザラインGOよりも高額な治療費がかかります。見た目で矯正と分からず、費用を抑えつつ矯正したい人には、インビザラインGOはおすすめですよ。
まとめ
インビザラインGOは、歯列矯正の中では比較的安い費用で矯正ができます。通常のインビザラインと違い、奥歯の矯正をしない分、安くなっていると言えます。
とはいえ、インビザラインGOでも最大20本の歯を動かすことができますし、従来のワイヤー矯正と違い、見た目も矯正しているとは分かりません。
どの方法がベストなのかは検査をしてみないと判断できない部分もありますので、歯列矯正を考えている方は、一度専門医に相談してみることをおすすめします。
椿クリニック審美矯正歯科では無料カウンセリングを実施してますので、ぜひ気軽にご相談ください。
この記事は私が監修しました
田邊 俊成
椿クリニック 院長
