インビザラインでは受け口の矯正もできるのでしょうか？受け口で悩んでいる方にとっては気になる問題ですよね。インビザラインで受け口の矯正は可能です。
ただ、中にはインビザラインで矯正できないケースも存在します。今回はインビザラインで受け口を矯正する方法や効果について説明いたします。
受け口とはどんな状態？
受け口は、下の歯が上の歯よりも出ている状態を指します。下顎前突と呼ばれます。しゃくれ、とも言われることがありますね。
本来は上の歯が下の歯にかぶさるように咬んでいるのが正常な状態なので、咬み合わせが逆になっているということになります。受け口になっていることにより、正常な咬み合わせに比べると滑舌が悪かったり、歯周病になりやすいといった問題もあります。
インビザラインで受け口は矯正できる
受け口を矯正する場合は、上の歯を前に出してきて下の歯にかぶさるように動かしていくことになります。ただし、すべての受け口を治せるわけではありません。
受け口には、歯の位置に問題があるだけのケースと、骨格から問題のあるケースに分かれます。骨格、つまり顎自体に問題がある場合は、外科的な矯正が必要になることもあります。
このような場合は外科的な矯正と、インビザラインやワイヤー矯正などを組み合わせて治療していくことになります。
インビザラインで受け口を矯正する方法
インビザラインで受け口を矯正する方法について解説します。
インビザライン矯正の流れ
インビザライン矯正の基本的な流れは以下の通りです。
- 無料カウンセリングで相談する
- 詳しい検査をし、治療計画を立てる
- 治療開始
- 1～2週間ごとにマウスピースを交換していく
- 月1回程度定期チェックを受ける
- 矯正終了後はリテーナーを装着する
歯の状態により必要なマウスピースの合計枚数が決まります。そのマウスピースを1週間から2週間ごとに1枚ずつ交換していくことで少しずつ歯を動かします。
矯正終了後は、歯が戻らないように固定するために一定期間のあいだ、リテーナーと呼ばれるマウスピースを装着していただきます。以上がインビザライン矯正の基本的な流れです。
抜歯が必要になるケースも
歯や顎の状態によっては、抜歯が必要になるケースもあります。歯の大きさに対して顎が小さい場合は歯がきれいに並ばないので、歯を減らして並べることになります。
とはいえ抜歯せずに矯正したい方もいらっしゃると思うので、そういった希望はしっかり伝えながら、治療方針を決めていくと良いでしょう。
椿クリニックでは抜歯をせず（前歯をメインで動かすインビザラインGOを行う）治療のみの取り扱いです。抜歯を伴う大きな歯の動きが必要になる場合、インビザラインフルが適応な場合もあります。いずれにせよ、相談は無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
インビザラインで矯正できるか調べるには
受け口の矯正に関しては、インビザラインだけで矯正できるケースと、外科的矯正が必要になるケースがあると紹介しました。インビザラインで矯正できるかを調べるには、歯科医の診察を受ける必要があります。
椿クリニックでもカウンセリング相談は無料で行っていますので、相談だけでもぜひお越しください。
受け口を矯正すると美しいEラインも手に入る
インビザラインで受け口を矯正すると、歯並びが綺麗になるだけでなく、顔の見た目も美しくなります。特に横顔はEラインと呼ばれる線が重要だと言われています。
鼻の先端と顎の先端を結んだ時にその内側に口元があれば美しいEラインとなります。
受け口の方の横顔と比べると、印象がかなり違うことがわかると思います。
まとめ
インビザラインでは受け口を矯正することも可能です。ただし中には外科的矯正との併用が必要となるケースもあるので、歯科医の診察を受け、判断してもらうことが必要となります。
受け口を矯正することによって歯並びが美しくなるだけでなく、横顔の美しさも手に入り、口腔内の健康も維持しやすくなります。八重歯の矯正で迷っておられる方はぜひ一度相談にお越しください。
椿クリニック審美矯正歯科では無料カウンセリングを実施してますので、ぜひ気軽にご相談ください。
この記事は私が監修しました
田邊 俊成
椿クリニック 院長
