インビザラインGOにはどのような症例があるのでしょうか?インビザラインGOは比較的新しい治療方法なので、本当にちゃんと矯正できるのか、気になりますよね。
今回は、インビザラインGOの症例について紹介いたします。どのような歯並びに対応できるのか、分かりやすく説明していきますね。
インビザラインGOで矯正できる歯並び
インビザラインGOとはマウスピース矯正の一種で、比較的低価格で始められる最新の矯正方法です。
インビザラインGOでは対応できない歯並びもあるのですが、実際にはかなりの歯並びに対しており、効果が期待できます。
ここでは例として、4種類の歯並びについて紹介いたします。
- 叢生(そうせい)・乱ぐい歯・八重歯
- 出っ歯
- 受け口(しゃくれ)
- すきっ歯
1.叢生(そうせい)(乱ぐい歯、八重歯)
まずは叢生(そうせい)・乱ぐい歯・八重歯といった歯並びです。画像の通り、歯がまっすぐに並んでいない状態です。
八重歯も叢生の一種で、昔は可愛い・チャーミングといったポジティブな印象がありましたが、現代では社会がグローバル化していることもあり、あまりポジティブな評価はされなくなってしまいました。(欧米ではドラキュラを連想させるため、八重歯に良い印象は持たれません。)
2.出っ歯
出っ歯とは、前歯が斜めに突き出すように生えていることを指します。歯が斜めに広がって入ることにより口元が膨らんだように見えてしまうのが難点です。
正面からだけでなく横から見るとさらに口元の膨らみが目立ち、いわゆる「口ゴボ」と言われる状態になります。
3.受け口(しゃくれ)
受け口(しゃくれ)とは、下顎が上顎より出ている状態のことです。本来であれば上の歯が下の歯に少し重なっているのが正常ですが、受け口では逆に、下の歯が上の歯にかぶさるように並んでいます。
受け口も出っ歯と同様、咬み合わせの問題だけでなく、見た目も問題とされやすいです。
4.すきっ歯
すきっ歯とは画像の通り、歯と歯の間に隙間が目立つ状態のことを言います。顎の大きさに対して歯が小さいなどの原因で隙間ができてしまいます。
歯の隙間部分に汚れがたまって虫歯や歯周病の原因になったり、隙間から空気が漏れるせいで発音に支障をきたす場合もあります。
症例写真でみるインビザラインGOの効果
ここからは、実際の症例写真でインビザラインGOの効果をご覧いただきましょう。
症例写真1
症例写真2
いかがでしょうか?
インビザラインGOでは矯正できない歯並びもあると言われることが多いのですが、元の歯並びがかなり悪くても、十分に対応できることがお分かりいただけるかと思います。
もちろん中にはインビザラインGOでは矯正が難しい歯並びもあります。たとえば顎自体がずれているなどの場合は外科的な矯正が必要な場合もあります。
しかし、インビザラインGOだけでもさまざまな歯並びを矯正できますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
インビザラインGOにはさまざまな症例があります。マウスピース矯正は大掛かりな矯正はできない、ということはありません。
乱ぐい歯や出っ歯、しゃくれ、すきっ歯など、コンプレックスになりやすい歯並びの方でも、インビザラインGOでの矯正は可能です。
自分の歯がインビザラインGOで矯正できるのかどうかは、医師による検査で判断できます。椿クリニック審美矯正歯科では無料カウンセリングを実施してますので、ぜひ気軽にご相談ください。
この記事は私が監修しました
田邊 俊成
椿クリニック 院長