ホワイトニングの回数は、何回が良いのでしょうか?1回では少ないけれど、できれば少ない回数で済ませたいですよね。
今回は、ホワイトニングの回数の決め方について紹介いたします。ホワイトニングの回数と持続期間、費用との関係も詳しく説明しますね。
オフィスホワイトニングは3回~5回が相場
歯科クリニックでおこなうオフィスホワイトニングは、3回~5回が相場です。また、ホームホワイトニングの場合は1か月~2か月程度、継続しておこなうのが一般的ですよ。
と言っても、3回がいいのか5回がいいのか、デュアルホワイトニングならどうなのかなど、「考え出すとよくわからなくなってくる……」というのが正直なところではないでしょうか。
ここからは相場や目安ではなく、具体的な回数の決め方について紹介いたします。
ホワイトニングの回数の決め方
ホワイトニングの回数を決める際には、まず以下のことについて、考えてみましょう。
- どれくらい白くしたいのか?
- どれくらい持続させたいのか?
- 予算はどれくらいか?
全員に共通の基準があるわけではなく、1人ひとりの理想に合わせて回数を決める必要があるため、まずはご自身の理想を考えてみてくださいね。
どれくらい白くしたいのか?
ホワイトニングでは歯の白さの段階を「1回で○段階アップ」「○トーン上げる」などと表現します。
真っ白な歯に憧れるかもしれませんが、歯が白すぎると不自然に見えたり、肌のムラがかえって目立ってしまったり、といったデメリットもあります。
自分の顔や肌に合った白さを見つけることが大切です。歯科クリニックには色見本がありますので、ぜひそれを見ながら理想の白さを教えてください。
どれくらい持続させたいのか?
ホワイトニングをしても、普通に生活していると徐々に歯のトーンは落ちていきます。こまめに歯科クリニックに行くのが難しい方なら「多少費用はかかっても持続期間の長い方法がいい」と思いますよね。
逆に、近所に歯科クリニックがあるし、通う時間もある、という方であれば、「持続期間は気にしない」という場合もあるでしょう。
あなたはどう思われるでしょうか。カウンセリングの際にお聞かせいただければと思います。
予算はどれくらいか?
予算も大切ですね。予算を抑えつつ最低限のホワイトニングをしたいのか、せっかくならしっかりお金と時間をかけてホワイトニングをしたいのか?
ホワイトニングは高額に思われるかもしれませんが、一度ホワイトニングをすればしばらくはお金がかからないという点も加味して、予算感をイメージされておくと良いでしょう。
ホワイトニングの回数の具体例
ホワイトニングの回数について、具体例をまじえて解説していきます。回数ごとの持続期間や費用も掲載しますので、参考になるかと思います。
オフィスホワイトニング3回の場合
オフィスホワイトニングを3回受けた場合の持続期間と費用のイメージはこちらです。
- 持続期間 3か月~6か月
- 費用 5万円~6万円
オフィスホワイトニングのみだと色戻りが起こりやすいため、費用に対して持続期間は短めかもしれません。
椿クリニックでは、43,560円でオフィスホワイトニングが3回受けられます。
ホームホワイトニング1か月の場合
ホームホワイトニングを1か月間おこなった場合の持続期間と費用のイメージはこちらです。
- 持続期間 6か月~1年間
- 費用 2万円程度※2か月目以降は8,000円程度
ホームホワイトニングの場合、はじめにマウスピースを作成するため、初回は費用がかかります。次回からは専用ジェルだけ購入すれば良いので、1か月6,000~8,000円程度で継続できます。
椿クリニックでは、1か月目のスターターキットが17,600円です。ジェルの追加は2週間分ごとに3,300円です。
デュアルホワイトニング2回2か月の場合
デュアルホワイトニングとして、オフィスホワイトニング2回、ホームホワイトニング2か月おこなった場合の持続期間と費用のイメージはこちらです。
- 持続期間 1年~2年
- 費用 8~10万円程度
デュアルホワイトニングは即効性もありつつ持続期間も長いです。椿クリニックでは、上記内容であれば67,760円で、歯のクリーニングもついたプランを用意しております。
ホワイトニングの通院回数の目安
ホワイトニングの通院回数の目安についてまとめておきます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングの通院回数目安は、3~5回です。もとの歯の色と目指したい歯の色がどれぐらい離れているかによって、回数を決めることになります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングの通院回数目安は、2~3回です。ホームホワイトニングは自宅でおこないますが、はじめに検査やクリーニングを受け、2回にマウスピースや薬剤ジェルを受け取ります。
その後は、追加のジェルが必要であればクリニックに行き購入する、という流れになりますので、通院回数としては少ないです。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングの場合も、通院回数はオフィスホワイトニングと同様に3~5回が目安となります。
オフィスホワイトニング2回目の日にマウスピースを受け取り、その後はホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを同時並行していくイメージです。
ホワイトニングの通院頻度・間隔の目安
次に、通院頻度(通院間隔)の目安についてもまとめておきます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングの通院頻度(通院間隔)は、1〜2週間に1回程度です。空きすぎると、そのあいだにも色戻りが起こってしまいます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、1回目と2回目の間隔は、1週間~1か月程度となります。マウスピースが完成してから2回目の受診となるため、マウスピースの作成にどれぐらいかかるかによって変わってきます。
それ以降は、ジェルがなくなるタイミングで受診しますが、一度に何週間分購入するかによって、通院頻度が変動します。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングの場合は、1回目と2回目の間隔は、マウスピースの完成のタイミングに合わせることになります。
マウスピースの作成に時間がかかる場合は、オフィスホワイトニングのみで先に受診しても問題はありません。
通院頻度が多くなる原因
通院頻度が多くなる原因としては、以下のものが考えられます。
- デュアルホワイトニングで予約のタイミングが合わない
- 効果の低いホワイトニング
ひとつめは、予約のタイミングが合わないケースです。
特にデュアルホワイトニングの場合は、オフィスホワイトニングを受ける日と、ホームホワイトニング用のマウスピースや薬剤を受け取る日がバラバラになると、それだけ頻繁に通院することになります。
また、ホワイトニングの効果が低いとすぐに効果がなくなってしまい、色戻りしてしまいます。そうなると頻繁にホワイトニングをすることになり、通院頻度が増えてしまいます。
通院頻度を減らすポイント
通院頻度はなるべく減らしたいですよね。通院頻度を減らすポイントとしては、以下の2点があります。
- 一度の来院でまとめて用事を済ませる
- 効果の高いホワイトニングを受ける
デュアルホワイトニングの場合は特に、マウスピースや薬剤を受け取る日と、オフィスホワイトニングの施術を受ける日を揃えるほうが絶対にラクです。
タイミングが合わずに「今日はオフィスホワイトニングだけ」「今日はマウスピースを受け取りに行く」といった形になると、通院回数が増えてしまいますよね。
タイミングはなるべく揃えましょう。また、せっかくホワイトニングを受けるのであれば、なるべく効果の高いホワイトニングを受けることをおすすめします。
費用が安くても、効果が低いホワイトニングだとすぐに色戻りしてしまい、結局は通院頻度が増えて、費用もかさんでしまいます。
まとめ
ホワイトニングの回数は、理想の白さや、どの程度の通院頻度が良いか、などの要素によって変わります。標準的な回数としては、3回~5回程度ですが、実際には1~2回の通院のみで足りる場合もあります。
カウンセリングは無料なので、ホワイトニングの相談には気軽にお越しいただければと思います。
椿クリニック審美矯正歯科では無料カウンセリングを実施してますので、ぜひ気軽にご相談ください。
この記事は私が監修しました
田邊 俊成
椿クリニック 院長