ホワイトニングは痛いと、聞いたことはありませんか?実は、ホワイトニングをすると痛いと感じることがあります。
激痛があるというわけではないのですが、痛いのはやっぱり嫌ですよね。今回は、ホワイトニングで痛いときの対処法やそもそもの原因、予防する方法などを紹介いたします。
ホワイトニングは痛いケースも
ホワイトニングは歯を白くするための施術で、基本的には痛いものではありません。ただ、人によっては痛みを感じることがあります。
痛いというほどではなくても、かすかに鈍痛や疼痛を感じる、というケースは珍しくありません。痛いのはホワイトニングをしているときだけで、ホワイトニング終了後には落ち着くことが多いです。
一方で、ホワイトニング後に痛みを感じる人もいて、長ければ1日~2日程度痛みが持続するケースもあると言われています。
ホワイトニングが痛いときの対策
ここからは、ホワイトニングが痛いときの対策を紹介いたします。
ホワイトニング中の痛みであれば、ホワイトニング終了後に落ち着きます。ホワイトニング後に痛みがおさまらない場合は、以下の方法を試してみてください。
鎮痛剤を服用する
ホワイトニング後の痛みがおさまらない場合は、鎮痛剤を服用してください。歯科クリニックであらかじめ鎮痛剤をもらっておいても良いですし、市販の鎮痛剤を使用してもかまいません。
使い慣れたものがあれば、それを使用してください。
刺激物は控える
ホワイトニングの痛みを抑えるためには、刺激物を控えることも大切です。刺激物を食べると痛みを感じやすいでしょう。
刺激物とは、辛いもの、熱いもののほか、アイスクリームなど冷たいもの、冷たいジュース、酢の物や柑橘類など酸っぱいものも該当します。
刺激を受けやすい食べ物・飲み物を控えると、痛みを感じにくいといえるでしょう。
ホワイトニングが痛いと感じる原因
ホワイトニングで痛いと感じる原因は、ホワイトニングの薬剤がしみることです。では、痛いと感じる人と感じない人の違いは何なのでしょうか?
ホワイトニングが痛いと感じる原因はいろいろあるのですが、以下の原因に当てはまるケースが多いです。
虫歯がある
虫歯があると、薬剤がしみて痛みを感じやすいです。虫歯がある方は、ホワイトニングを始める前に虫歯治療を終わらせておくことをおすすめします。
歯周病がある
歯周病も、ホワイトニングの薬剤がしみる原因になります。歯周病も、歯科医にて治療を受け、日頃から予防対策を徹底しましょう。
知覚過敏
知覚過敏がある方は、ホワイトニングでも痛みを感じやすいです。知覚過敏の原因は強い力で歯を食いしばっていることだと言われており、食いしばり・噛みしめを治すことが必要になります。
歯科クリニックでは食いしばり防止のマウスピースを作成するなどの対応ができますので、気になる方は相談してみてください。
エナメル質に傷や削れがある
虫歯ではなくても、歯のエナメル質に傷や削れがあると、痛みを感じやすくなります。歯の表面をカバーすることにより痛みを防ぐことができるので、歯科医に相談してみましょう。
ホワイトニングの痛みを予防する方法
ホワイトニングの痛みを予防する方法を知っておくと、安心してホワイトニングができますよ。痛みを予防するには、以下のような方法があります。
虫歯や歯周病の治療を済ませる
まず何よりも大切なのは、虫歯や歯周病を治療することです。虫歯や歯周病は健康にも大きく関わる問題のため、放置してはいけません。
歯科クリニックでホワイトニングをする際には先に歯の検診やクリーニングをおこなうと思いますが、長らく検診やクリーニングを受けていない場合は、ぜひ歯科医に診てもらってください。
知覚過敏用の歯磨き剤を使う
知覚過敏がある方は、知覚過敏用の歯磨き剤を使うのもおすすめです。知覚過敏用の歯磨き剤を使用していると、ホワイトニングの痛みも和らぎますので、使ってみると良いでしょう。
まとめ
ホワイトニングは痛い場合があります。虫歯や歯周病、知覚過敏などが原因で痛みを感じるのですが、予防することも可能です。
気にならない程度で済む方が多いのですが、不快感がある、痛みが気になるという方は、虫歯の有無をチェックしてもらったり、知覚過敏用の歯磨き剤を使用するなどして、対策をしていきましょう。
椿クリニック審美矯正歯科では無料カウンセリングを実施してますので、ぜひ気軽にご相談ください。
この記事は私が監修しました
田邊 俊成
椿クリニック 院長